仕事を辞めると決心するときには、必ず何かしらのきっかけが存在しています
本記事では仕事を辞めた私が
・仕事を辞めようと決めたきっかけ
・決めた後にどういった行動をとったのか
について解説していきます
これによって
・仕事を辞める基準
・決断した後の対策
がわかります
個人的には5つの要素があるのですが、もし仕事を辞めたいと思っている人がいましたら参考にしていただければ幸いです
皆さんも自分が出しているサインが見えなくなる前に本記事を読んで、もっと自分に正直に生きてみましょう!
仕事を辞めるきっかけ
私が仕事を辞めたようと決心したのは具体的には5個の変化に気づいたからです
1.毎日仕事に行くのがつらい
毎日仕事に行くことがつらくなりました
具体的には昔は朝早く行って会社前で勉強していたのですが、いつからか毎日仕事に行くのがしんどくなってギリギリに到着していました
自分の営業成績が全く振るわず、どうやって仕事をしたらいいのか分からない状態でしたし、毎日怒号が聞こえる職場に恐怖感を持っていました
前向きな気持ちも環境が悪ければ後ろ向きになっていくもので、私の仕事への関心が「なるべく職場にいないようにする」ことを念頭に考えるようになりました
最終的に自分を守るために定期的に仕事を休むようになりました
2.線路に飛び降りたら楽になりそうだなと考えるようになった
仕事がつらくなり、周りとの差が出てきたころに毎日帰りの電車を見ては線路に飛び降りたら楽になりそうと思うようになりました
毎日下を向いては線路を眺めていました
人間心が駄目になっていくと最悪のケースを考えるようになります
私はその中でも線路に飛び込むことを考えるようになりました
といっても自ら飛び込んで死ぬのは怖いという精神は残っていたので、誰かに突き落とされて自分には非がないような死に方がいいなと考えていました
今思うととても身勝手な思考だったと思いますが、精神的に参っていると常識では考えつかないようなことを考えてしまいます
3.自傷行為
これは一回のみだったのですが、とても印象的だったので入れました
仕事が行きたくなさすぎるとの、自分がどうしたらいいのか分からなくなって部屋の机に頭をぶつけ続けていました
血が出るほどではなかったのですが、音がほかの部屋にも聞こえるほどの大きな音だったので親が駆け付けて止められました
その日は仕事を休みましたが、「こんなことするくらい自分は追い詰められているんだな」ということを理解できました
自分のことを傷つけるということが今まで本当になかったので、これ以上仕事を続けることは駄目だなと思いました
4.趣味に取り組めなくなった
仕事を始める前から趣味に対して取り組むことが億劫程度でしたが、仕事を始めてからは趣味事態にやる気が出ないような状態になりました
精神的に駄目になった時期は家に帰ってご飯を食べたら寝るという生活が続きました
休日は二日間あったのですが、そこでも家にいて寝ることを繰り返していました
そうしていくうちにまた仕事に行く日なっていく…こんな日々が続いていました
今の時点で趣味にすら取り組めない精神状態なら来年以降も同じ結果になることは明白だったので仕事を辞めるきっかけの一つになりました
5.夢で階段から転げ落ちる夢を見た
最後の決定的な出来事がこれです
夢で仕事先の最寄り駅で、登り階段から転げ落ちて頭に致命傷を受けた瞬間に目が覚めました
夢でよかったとほっとしたのと同時に、本格的に追い詰められていることが理解できました
今でも鮮明に覚えていますが
・階段を登ろうとしたら
・力が入らなくて
・そのまま後ろに倒れていき
・頭を打つ
という流れが今の自分の状態なら起こりうると思いました
夢が自分がこれ以上仕事を続けてはいけないという暗示をかけていたのだと思います
辞めるにあたって取り組んだこと
1.つらい日は休むようにした
しんどいと思ったら休むようにしました
幸い私の上司は私の精神状態を察してくれていたのか、何度が休んても強く言うことはなかったです
後日上司が上席にどうして新人が休んているんだと怒鳴られていることを聞いていい上司に恵まれたなと感謝しております
個人的には私個人が風邪を引いたごときで上が怒鳴られるシステムに問題があると思うのですが・・・
もし仕事がつらいなら、病欠でもいいから休みましょう
自分の体のサインが出ているのだから休むことは悪くないです
むしろ無理して取り返しのつかない行動をとるほうが危険だと思います
2.転職エージェントにいってみた
この会社を辞めるわけですからとりあえず転職エージェントに行きました
この選択は結果的に失敗します
個人的には新卒辞めてからどうなるのかとか、相談できる場だと思っていたのですが、それよりも自分がどういった条件で仕事をしたいのか、こだわりはあるのかということが知りたいようでうまくかみ合いませんでした
それは同然で転職エージェントは来ていただいた人に転職先として候補を紹介するのがお仕事です
とりあえず今の環境から脱出することを考えていたので、何がしたいとか決めてなくて話はいろいろしてもらって近場がいいのか仕事の種類はどうか等親切に聞いていただきました
結局エージェントがオススメする候補は聞きましたが、転職する選択をしませんでした
もし転職という選択をするならば
・自分がどういう仕事がしたいか
・営業時間はどれくらいで残業はどれくらい可能なのか
・家から近い場所なのか遠い場所なのか
等は決めてから話をしないとお互いに有意義な時間を作れないです
もし転職エージェントを利用する場合は気を付けて利用しましょう
3.会社に辞めることを言う前にボイスレコードをとった
会社を辞めることを伝える際にボイスレコーダーを忍ばせていました
もし暴力的な発言で自分が言い返せなかった場合に、辞めるための口実に利用しようと考えたためです
また、初めて仕事を辞める決断をするような若者なら、経験値が高い上長側にうまく丸め込まれるのではないかという点もあったので、もし退職する話が失敗してもう一度辞める旨を固めたことを話すときに想定できる言動をまとめ、対策できるためにも録音しました
結果的には、使わずともすぐにやめることができたので必要なかったです
もともと会社的にも辞める社員が多いから気にもされなかったという理由もあったのですが、空回りした感じでした
でもボイスレコーダーは証拠になるので持っておいて損はないです
もし買う時間もなければ、iPhoneのボイスで録音をすればいいです
iPhoneなら胸ポケットにでも入れておけば警戒されにくいです
辞めてからの生活
辞めてからの生活は鬱気味でやる気が全くなくなっていました
とりあえず辞めてから日本一周をすることは決めていたので日本一周は済ませました
その後はお金が尽きるまでニート生活を続けて、最終的にアルバイト生活を続けることになります
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辞めてからの生活は自分の精神を整える時期だったかなと思います
精神が駄目になって復活するためにはまだ先になりそうです
最後に:自分が駄目だと思うサインを見つけておく
ということで私が仕事を辞めるきっかけを解説しました
退職までの経験から
自分がもうだめだというサインは絶対見逃してはいけない
ということが分かったと思います
もしやばいというサインを無視してそのまま仕事を続けたら、復活できるまでに相当な時間がかかっていたかもしれません
実際精神的に追い込まれてしまった状態が半年くらいとして、現在までに完全復活してないです
いまでも正社員として仕事することが怖いです。他人と比較されて仕事をすることがとても怖いです
お金は次に頑張れば取り返すことはできますが、時間は取り返すことはできません
そのことを踏まえて、本記事を読んでいる方は自分の人生を選んでください
今現在の精神的に参っているのをいつか何とかなると思って仕事を続ける未来
もうだめだと思って一度レールを外して、また再起復活するために頑張る未来
皆さんの人生に楽しみが増えることを願ってこの記事を終わります