あーもうヤダヤダ、こんな仕事やってられるか。毎日遅くまで働いてもらえる賃金は雀の涙ほど、こんなことやってて
こうなったら仕事を辞めてやる、そして自由になってやるんだ
そんな甘いことを考えている輩の諸君、良くこのブログにたどり着いたな。
私は君たちの未来の姿、フリーターってやつだ
迷える子羊よ、そなたらは仕事を辞めて次に何をするのか決めているのか?
何?決めていないだと、それなら一言言っておこう
「仕事を辞めても辛いことはあるんだぞ」
Ω ΩΩ「な、なんだってぇー」
茶番劇乙
わかってはいると思うのですが、仕事を辞めてニートをするってことがいいってことじゃないんだよね。
今日は私が仕事を辞めてからどう言った生活を送っていたのかを語り尽くしたい。そんな話です。
仕事を辞めて自由になるんだ→自由に生きてける?
仕事を辞める人の多くは「俺は自由になって好きなことをするんだよ」と語る人がいるのですが、さて本当に自由に人生を謳歌できるのでしょうか?
仕事を退職後はたいてい自主退職になるので三か月は失業保険は出ませんし、仕事を辞めてまで得た自由な時間は目的がないといたずらに消費されていくだけです。
そうなんです。自由に生きるってことは仕事を辞めたから得られるんじゃなんですよね。
そもそも仕事の時間以外に何かしていないやつが自由な時間をうまく使えるのかといえば使えないことがほとんどだと思います。
私の場合、辞めてから何をしたらいいのか分からなくなりました。仕事を辞める前から趣味はありましたがそれをやれるだけの力がなくなって、ずっと寝てはご飯を食べて寝る生活を続けていました。
辞めることを目的にしている人は辞めることがゴールになってそこからなにをしたらいいのかわからなくなると思います。
辞めるときは「自分が仕事を辞めてから何をするのか」ってことをまとめておきましょう。
やめるってことが色々なものを失っている事を知ろう
やめるってことは自分の時間を増えると思っているかもしれませんが、逆に失っているものもあります。
まずは職歴。残念なことに日本社会では未だに一つの会社にいることを重視し、社会人の経歴に空白があれば印象を悪くする企業が存在します。
いい意味で考えるなら古い習慣を持っている会社と第一接点から会うことがないと捉えることができますが、逆に言えば自分の選択肢を減らしているということも言えます。
私のように就職して心を壊しかけたような境遇ならまだしも、普通に仕事ができているけど自分の時間が欲しいと思って辞めるような理由で辞めるのは少しもったいないように思えます。
また、職場でつくった必要なコミュニティも簡単に失うにはもったいないです。特に同期との関係は多くの著名な人でも大事にしていると聞きます。
私はもともと仲がいい同期はいなかったのでそこまでダメージは在りませんでしたが、仕事を辞めてから疎遠になってしまうこともあります。
なんやかんやで同じように働いていて、見ている視点も近い関係を軽い感じで失うのはもったいないと思います。
もし仕事を辞めるっていうときは、「時間的余裕を得ることはできるが失うものもある」ってことを頭に入れておきましょう。
ニートになるとやる気が落ちて出てこれなくなる
私の経験ですが、仕事を辞めてから3日くらいは元気にしていました。
それはもう日々のストレスが消えてなくなったということで、自分を苦しめていた会社から解放されたからとても嬉しかったんです。
ですが、一週間もすればだんだん寝たきりの生活になっていって、その後日本一周に行くまでほとんど外に出ませんでした。
これは普段から仕事をしていたストレスが日常生活に現れてしまったと考えています。うつ気味だった普段の心持ちが日常生活にまで影響を及ぼしたのかもしれません。
このように、最初はいいものの、日にちが経つにつれてなにもしたくなくなって最終的に外にも出なくなることがあります。
会社の意義の一つに人間の生活を整える役割があり、ある程度の仕事をさせることで人間として活動させて生きる気力を持たせようとします。
それを悪く使っているのがブラック企業ですが
何かをやって人に認められることは生きていくうえで大事です。だからといって嫌いなことで認められてしまうのはよくないですが、自分のやってることで認められることでまた頑張ってみようと思えるのです。
それを何も行動せずにニートになると無くなってしまうので、だんだんやる気が失せていくって流れです。
もしニートになるなら何でもいいから外部に発信できることをやっていくのがいいと思います。私でいうとこのブログだったり、日本一周に出てみたりとそんなところです。
もし仕事を辞めるのなら「今後自分は何をしていくのかを決めておく」ことを理解しておきましょう。
最後に:ニートになることは正しい逃げ道だが、何もしないことは実際つらい
ニートになってしばらく休憩することは逃げ道としては最適解だと思います。精神的に参っているのに、無理して仕事をやってみてもより悪化するだけです。
でも何もしないってことは本当につらいことです。私ならずっと寝ている時期が続いていたときは、もうこのまま寝たきりで生きていこうかなって思ってしまう時もありました。
そういう意味で旅に出たり、ブログを書いてみたりと行動を起こしたことはとてもよかったのではないかと思っています。
何もしないよりか少しでも自分ができそうなことをやっていくことが、そのあとの自分の生き方にも直結します。
もし仕事を辞めたいと思っている方はまず、「仕事を辞めてから何をするのか決めてすぐに実行する」ということを心に留めておきましょう。
おわりーです。